先日、『【その後】娘たちは学校へ通うようになりました|親として今、感じていること』という記事を書きました。
娘たちが学校へ通うようになったことは、私にとって素直に嬉しい出来事です。
しかし、この記事を書いたあと、「ここだけ補足しておきたい」と思う点が出てきました。
それは、「学校へ戻ること」を目標にしていたわけではない、ということです。
私が本当に願っていたのは、「学校への復帰」ではありませんでした
娘たちが不登校になったばかりの頃、私は「学校へ行ってほしい」と願っていました。
どうにもならない日々のなかで、たくさん悩み、考え、ホームエデュケーションという暮らしを選択しました。
そんな毎日を重ねるうちに、私の考え方は少しずつ変わっていったのです。
自然と、
と思えるようになったのです。
その頃には、私の願いはもう「学校へ行くこと」ではありませんでした。
- 娘たちが安心して過ごせる場所。
- 親と少し離れ、自分らしく過ごせる場所。
そんな家庭以外の居場所があれば、それでよかったのです。
学校でも、教育支援センターでも、フリースクールでも構いませんでした。
私が求めていたのは、「どこへ行くか」ではなく、「安心して過ごせる場所があること」だったのです。
「学校以外の選択肢」を選べる家庭ばかりではないという現実
一方で、現実的な問題もあります。
特に、
- フリースクールの利用料
- 交通費
- 送迎にかかる時間
など、一般家庭における時間や金銭面での負担です。
地域によっては、そもそも通える施設が近くにないこともあります。
「学校以外にも選択肢があります」と言われても、すべての家庭が自由に選べるわけではありません。
費用や時間といった、理想だけでは解決できない現実があるのです。
だから私は、「学校以外もあるよ」と軽々しくは言えません。
- 選択肢が存在すること
- それを実際に選べるかどうか
これらは別問題だからです。
我が家が「学校(公教育)」という選択に至った理由
結果として、今、娘たちは学校へ通っています。
だからといって、「学校が一番いい場所だから」という理由ではありません。
- 娘たち自身が「外へ出たい」と思うようになったこと
- 学校とのつながりが少しずつ戻ってきたこと
- 我が家にとって今のタイミングでは、公教育が最も現実的な選択肢だったこと
このよううなさまざまな条件が重なった結果です。
もし教育支援センターが合っていたなら、そこを利用し続けていたと思います。
通いやすいフリースクールがあり、家庭の条件も整っていたなら、その選択をしていた可能性もあります。
「学校だから正解」なのではなく、
本当に、ただそれだけのことなのです。
「学校復帰派」でも「学校不要論」でもない、私のスタンス
発信をしていると、どうしても
- 学校へ戻ったほうがいい
- 学校なんて行かなくていい
という、極端な二つの考え方に振り分けられてしまうことが多いと感じます。
でも、私はそのどちらでもありません。
大切なのは「どこに行くか」ではなく、
だからです。
家でじっくり休む時期が必要な子もいれば、教育支援センターやフリースクール、学校がしっくりくる子もいる。
子どもの数だけ選択肢があり、正解はひとつではありません。
おわりに|正解はひとつじゃない。大切なのは子どもが安心して過ごせること
現代は、物事が極端な二者択一で語られがちです。
- 学校へ行くべきか、行かなくていいのか
- 公教育か、フリースクールか
しかし、子どもの成長や不登校という問題は、言葉だけで白黒つけられるほど単純ではありません。
フリースクールが増えて、居場所の選択肢が広がるのは、本当に素晴らしいことだと思います。
ただ、それを「選べるかどうか」は、それぞれの家庭環境や地域の現実によってまったく異なります。
我が家も、奇跡的にさまざまなタイミングや条件が噛み合った結果として、今があります。
決して「学校復帰」というゴールを目標に走ってきたわけではありません。
ただ目の前の子どもと向き合い、その時々で安心できる場所を探しながら、一日を積み重ねてきた。
その延長線上に、たまたま今の暮らしがあるというだけです。
どのような道を歩むとしても、私が願うのはただそれだけです。

もりー
最後までお読みくださりありがとうございました✰