前編では、教育支援センターでの出来事のあと、次女に現れた急な変化や強迫的な症状について書きました。

今回は、その後、私たち家族がどのように主治医と相談し、これからのサポートに向き合っているのかについてお話ししたいと思います。

主治医への相談と「服薬」に対する我が家の考え方

次女の強い不安やこだわりが続く中で、まずはかかりつけの大学病院の主治医に相談しました。

診察の結果、ごく少量のお薬が処方されることになりました。

しかし我が家では、処方されたからといって「すぐに服用を始める」という選択はしていません。

なぜ「すぐには飲まない」選択をしたのか?

その理由は、次女が薬に対する反応も非常に過敏だからです。 (※この判断については、主治医も深く理解し、尊重してくださっています。)

これまでにも、一般的な量や種類であっても、こちらの想像を超える形で副作用が現れたことが何度かありました。

その苦い経験があるからこそ、薬を始めるタイミングについては親としても慎重にならざるを得ません。

そして何より、本人自身が「薬を飲むこと」に対して強い不安を感じているからです。

親ができることは、娘に薬を飲むよう促すことではなく、本人が心の底から納得できるタイミングを焦らず待つことだと思っています。

薬だけが答えではない|家族で支えるカウンセリングという選択肢

もちろん、お薬の服用を否定しているわけではありません。

本当につらい時期を乗り越えるためには、薬も大切な選択肢(お守り)の一つになると思っています。

しかし私たちは、「薬だけに頼るのではなく、ほかにも娘を支えられる方法があるのではないか」と考えました。

その一つが、専門家によるカウンセリングです。

カウンセリングにつながるまでの高い壁

実は、大学病院のカウンセリングはいつも予約が非常に混み合っており、基本的には重症度の高い方が優先となります。

これまでの我が家も、希望を出しても「今は対象外」となってしまうことが少なくありませんでした。

しかし今回は、教育支援センターでの出来事のあとに現れた次女の強い不安や強迫的な様子を踏まえ、主治医がカウンセリングにつなげられるよう親身に働きかけてくださっています。

まだ正式に決まったわけではありません。

それでも、「専門家の力を借りられるかもしれない」と思えたことは、不安の中にいた私たち家族にとって本当に大きな安心となりました。

親だけで抱え込まない|専門家の力を借りる本当の意味

親だからこそ、娘の話をいくらでも聞くことができます。

でも、「話を聞くこと」と「専門的なアプローチで治療・支援すること」は別であり、親の対応だけでは限界があるのも現実です。

それに、娘の強烈な不安を受け止め続けることは、親にとっても膨大なエネルギーを消費します。

このまま親だけで抱え込んでしまえば、いつか親子ともども疲れ切って共倒れしてしまう。

正直、そんな危機感もありました。

専門家の力を借りることは、

  • 娘が少しでも生きやすくなるため、
  • 家族みんなが穏やかな日々を送るため

に必要なステップなのだと実感しています。

今日できることから|家族みんなで同じ方向を向いて歩む

娘の不安がいつまで続くのかはわかりません。

私自身も、

今の対応で本当に大丈夫だろうか

と、揺れて迷う日ばかりです。

それでも以前と違うのは、家族で同じ方向を向いて歩けるようになったことです。

前編でもお伝えした、次女の「頭ではわかっている。でも、拒否反応は止められない」という言葉。

この言葉の背景にある苦しみを家族全員で共有できたことは、私たちにとって本当に大きな一歩でした。

現在は、カウンセリングへつながる連絡を祈るような気持ちで待っているところです。

もしこの記事が、同じように「子どもの急な変化や強い不安・こだわり」に悩んでいるご家族にとって、少しでも気持ちが軽くなるきっかけになれば、とてもうれしく思います。

もりー

最後までお読みくださりありがとうございました✰