「習慣を変えたい」と思っていても、なかなか続かない。

  • 三日坊主で終わってしまう
  • もっと効率よく暮らしたい
  • 健康的な生活を続けたい

そんな悩みを抱えている方は、多いのではないでしょうか。

今回読んだ『科学的に証明されたすごい習慣大百科』は、科学的な研究をもとに、日々の行動を少しずつ改善するためのヒントが詰まった一冊でした。

読み始めてまず感じたのは、とても読みやすい構成になっているということです。

本書は1項目につき見開き1ページで完結しており、さらに以下の6つのテーマごとに整理されています。

  • 仕事
  • 勉強
  • ダイエット・健康
  • コミュニケーション
  • メンタル
  • 生活習慣

気になるところから読み進められるため、まとまった時間が取れなくてもストレスなく読めるのが魅力です。

今回は、多くのページに貼った付箋の中から、特に印象に残った3つの習慣をご紹介します。

決断疲れを減らす「ステルス性ストレス」

印象に残った1つ目は、「ステルス性ストレス」についてです。

スティーブ・ジョブズが毎日同じ黒のタートルネックを着ていた話は有名ですが、その背景には「決断疲れ」を減らす目的がありました。

人は1日の中で、何度も「選ぶ」という行為を繰り返しています。

  • 今日は何を着よう。
  • 何から始めよう。
  • 何を食べよう。

こうした小さな決断の積み重ねが、知らず知らずのうちにストレスになっているそうです。

さらに本書によると、決断疲れは夕方になるほど大きくなるとのこと。

そのため、大切な判断はできるだけ午前中に行い、夕方以降は「決断しない」と自分の中にルールを作ってしまうのも有効な方法だと学びました。

この考え方に触れてから、私は「自動化できることは何か?」という視点で自分の暮らしを見つめ直すようになりました。

たとえば

  • 朝にやることを毎日同じ順番にする
  • 朝食をある程度固定する
  • よく着る服を決めておく

「今日はどうしよう」と考える回数を減らすだけでも、余計なストレスはかなり軽減できそうです。

紙で読む・紙に書くことの良さを再認識

2つ目は、「紙で読む・紙に書く」ことの効果についてです。

以前、このブログでも「Audibleと紙の本、どちらが良いのか」という記事を書きました。

現在の私は「紙の本」と「Audible(オーディブル)」を併用しており、Kindleなどの電子書籍は使っていません。

電子書籍の良さも実感したうえで、私の場合は紙の本のほうが内容が頭に入りやすく、読書ノートやバレットジャーナルに直接感想を書くスタイルが合っていると感じていました。

本書でも、「紙で読んだほうが内容の理解度や記憶への定着度が高い」という研究結果が紹介されています。

その理由としてあげられていたのが、次の点です。

スクロールでは、自分が今どこを読んでいるのかという空間的な把握が難しくなり、それが理解の妨げになる。

この部分を読んで、

やっぱりそうだったんだ!

と深く納得しました。

実際、娘たちの様子を見ていても、タブレットより紙の教科書やノートのほうが理解しやすそうに感じる場面があります。

もちろんデジタルにはデジタルの良さがあります。

大切なのは「何でもデジタル化する」のではなく、それぞれの特性を理解して使い分けることなのだと改めて感じました。

「やる・やらない」の二択をやめる

3つ目は、思わずマーカーを引いてしまった衝撃の一文から始まります。

人間はやらないことに対して、言い訳をする天才です。

これは何度も頭の中で繰り返してしまうほど、印象に残った一文です。

少し耳が痛い言葉ですが、「図星だからこそ心に残る」のかもしれません。

本書では、人は現状維持を選びやすいようにできていることも紹介されています。

つまり、変化できないのは意志が弱いからではなく、人間の仕組みそのものでもあるということです。

そこで本書では、「やる・やらない」の二択ではなく、選択肢を3つに増やすことが提案されています。

我が家の掃除で例えるとこんなイメージです。

  • 全部掃除する(理想)
  • 一か所だけ掃除する(妥協案)
  • 今日は片づけだけする【最低限)

このように選択肢を増やすことで、「何もしない」を選びにくくする工夫です。

完璧を目指すより、小さく始める。

そのほうが結果的に長く続き、劣等感を抱く機会も減らせると実感しています。

読んで終わりではなく、暮らしに取り入れたい一冊

本書に書かれていることの中には、すでに知っている内容もありました。

しかし、「知っている」と「実践している」は全く別物だと痛感させられます。

同時に「こんな方法もあるのか!」という新しい発見も多く、付箋を貼る手が止まりませんでした。

習慣を変えて結果を出すことは、簡単ではありません。

ですが、「小さな行動を1つ変えること」なら、今日からでも始められます。

  • 習慣を変えたいけれど、なかなか続かない
  • もっと効率よく毎日を過ごしたい
  • 科学的な根拠のある方法を知りたい

とお感じの方、ぜひこの本を開いて1つだけでも試してみてはいかがでしょうか。

私自身も、今回学んだことを日々の暮らしの中で少しずつ実践しながら、自分に合った良い習慣を育てていきたいと思います。

もりー

最後までお読みくださりありがとうございました✰