今日は久しぶりに耳鼻科に行ってきた。

いや、この書き方では正確ではない。

私は2箇所の耳鼻科にお世話になっているのだ。

1つはアレルギーを診ていただくために、もう1つの方がめまいを診ていただくためにお世話になっている。(今回は前者をA耳鼻科、後者をB耳鼻科とします)

少し前、アレルギーでA耳鼻科を受診したので、耳鼻科自体は久しぶりでもないのである。

というわけで、いくつかの病気を抱えている私。

今回はメニエール病について書いてみようと思う。

今回のメニエール病の症状

私が初めてメニエール病にかかったのは2023年12月のこと。

約2年前、40歳の冬の出来事だった。

この頃のブログを振り返ってみると、

丸4日間くらいは生活を送るのがやっと、というレベル

と書いてある。

とても体調がひどかった。

今回は起き上がれないほどのめまいはないものの、毎日地味に効いてくる。

おやおや?今日は良いかも?!

なんて期待は虚しく、反動が来たかのように夕方以降、激しいめまいに見舞われたりしている。

食欲はそこそこにある摩訶不思議

私は体調を崩すと、決まってセットで食欲も減退するのが特徴だ。

しかし、今回は珍しく、食欲はそこそこキープしている。

これは一見喜ばしいことにも思えるが、寝っ転がっている時間が多いのに食欲キープって・・・

代謝が落ちている42歳の身体にとっては、けっこうヤバいんじゃないの?!

今年の夏、私は筋力をつけたくて運動を頑張っていた。

しかし、めまいが現れるようになってから、すっかり運動ができなくなってしまったのだ。

メニエール病について調べたりすると、適度な運動は大切などとお決まりのように書いてあるのだが・・・

そんなの無理ゲーじゃない?!

とはいえ、ほんとうに症状が落ち着いているときであれば、ウォーキングくらいならできる。

実際、私も試みた。

秋も見つけたよ!

でも、早めに限界を感じたことも確かだ。

運動量に伴い、食欲もそれなりに減退してくれるとありがたいなぁ・・・なんて思ったり。

メニエール病の薬

私がメニエールになるといつも処方される薬は3種類。

注射もあるらしいのだが、なんとなく抵抗があるので今のところ受けたことはない。

先生も強く勧めてくるわけではないので、しばらくの間は投薬で様子見。

ツムラ半夏白朮天麻湯

1日3回毎食後。

私はこの漢方の味がどうにも苦手。

メチコバール錠500μg

1日3回毎食後。

薬の効果と作用機序

  •  ビタミンB12を補い、貧血や末梢神経痛、しびれなどを改善する薬
  • めまいや耳鳴りなどの治療に使用される場合もある
日経メディカルより引用

アデホスコーワ顆粒10%

1日3回毎食後。

薬効分類

ATP製剤

体内のエネルギー供給物質であるATP(アデノシン三リン酸)を主な成分とする製剤で、血管拡張作用により血流や組織代謝などを改善することで、心不全によるむくみなどの改善、眼精疲労や胃炎の改善、メニエール病などによるめまいやその随伴症状(耳鳴り、難聴など)などの改善が期待できる薬

私は正直、これらの薬がめちゃくちゃ作用した、という実感を得たことはない。

しかし、しばらく飲まずにいたら“やっぱ飲まなきゃ駄目かも・・・”と感じたことは何度かある。

メニエール病の薬を飲まずにいられた期間は9ヶ月間

おくすり手帳を振り返って見てみると、前回最後に処方されたのは2024年12月3日。※今日は2025年9月20日

最後に薬を処方された頃は、ずいぶんと調子が良く、徐々に減薬→断薬という経過を自然と辿ったのだった。

ふと時々この病のことを思い出しては懐かしみ、“もう一生大丈夫かな~♪”なんて妄想したりもしたものだった。

しかし、そんな穏やかな時期は、そう長くは続かなかった、ということだ。

あくまでも予防的治療である

ここで私が先生から教えていただいたメニエール病について、改めてまとめておきたい。

しかし、専門用語が難しく、うまくまとめることができないので、今日聴いた内容と類似している情報を以下に引用させていただくことにする。

メニエール病は、耳の内耳という部分に、内リンパ水腫と呼ばれるリンパ液がたまることで発症します。なぜリンパ液がたまるのかは現在でも分かっていません。

MY メディカルクリニックさんのHPより引用

発症する原因は解明されているが、もっとも根本的な部分は、未だに解明されていないようなのだ。

つまり、先生がおっしゃるには、「だからあくまでも、予防的治療なんだよね」とのこと。

先生のお言葉を受け、私は納得した。

なんとな~くわかってはいたけれど、完治は難しいんだろうな・・・と。

命に関わる病ではないが、地味に堪えるメニエール。

「エリエール」と響きが似ていて、なんなら可愛らしい病名だと思うが、案外しぶとく厄介なのだ。

あまりにも量が多いため、DAISOの透明ポーチが役に立つ。

同じ大きさのポーチをもう1つ欲しい。