仕事、家事、子育て…毎日の中で次々と降りかかる問題たち。そんな問題たちに手がつけられず、ひたすらにモヤモヤしてしまうこと、ありませんか?
そんな私が、尾石晴さんのご著書『からまる毎日のほぐし方』をAudibleで耳読してみたところ、問題を小さく「細分化」して解きほぐしていくヒントがたっぷり詰まっていました。
そんなわけで、今回はその読後メモを通して、人生の問題との付き合いかたについて考えてみたいと思います。
『からまる毎日のほぐし方』を手に取ったきっかけ|尾石晴さんの言葉に出会うまで
尾石晴さんと言えば、音声プラットフォーム『Voicy』の大人気パーソナリティさんで、『学びの引き出しはるラジオ』で発信されている方です。
とはいえ、私は尾石晴さんのラジオを毎日聴いているような熱心なリスナーではありませんが、時々無性に尾石晴さんの話を聴きたくなるタイミングが訪れます。
Voicyでお話を聴いているとき、ふと
尾石晴さんの本を読んでみよっかな・・・
と思ったのがキッカケです。
心に響いた問題解決のヒント|からまりから上手に抜け出すために
私は本を聴きながら、“尾石晴さんは物事の分解と分析力に長けている方なんだなぁ・・・”と感じました。
もっとざっくり言ってしまうと、
大人だな~~~!
と思うことが多くありました。
例えばお子さんの幼稚園でのトラブルに対しても、どこからどこまで親が介入すべきか?多くの親が迷うところだと思います。
晴さんの場合、トラブルが起こった場所が幼稚園や学校などだった場合、基本的にはその場にいる大人の仲介にお任せするなど、ある程度の方向性を決めておくそうです。
もちろん、晴さんご自身もいきなりこの結論に至ったわけではなく、多くのからまりを紐解く経験をされ、その都度『ほぐし方』をご自身で見つけてこられたわけです。
晴さんご自身のご経験をベースに作られているこのエッセイは、世の中にあふれるハウツーとは、まったく毛色が違うと感じました。
私は書籍の中から、晴さんの考え方やスタンスの変遷を見せていただき、からまりあった糸を闇雲に引っ張り合って余計に固く結んでしまうのではなく、『ほぐす』という捉え方で問題と向き合ってみようと思うことができました。
改めて、何が?どのように?絡まり合っているのか?と、問題の細分化をクセにしていきたいものです。
Audibleの朗読が最高!『からまる毎日のほぐし方』を耳で楽しむ魅力
『からまる毎日のほぐし方』の朗読を担当されているのは、仁胡(Nico)さんという方です。
仁胡さんの朗読の何が魅力的かって・・・
それに、文章に含まれる心の機微も繊細に声で表現されていて、思わず笑ってしまうような場面がいくつもありました。
私にとってAudibleの魅力が、まさにコレなのです!!!
耳からだからこそ得られる微細なニュアンスに触れるたび、“これだからAudibleは面白い”と毎回飽きずに思うのです。
まとめ|ここまでお読みくださった皆様へ
尾石晴さんの『からまる毎日のほぐし方』から私は、どんな大きな問題も、小さな一歩から解きほぐせるということを改めて再確認することができました。
というか多分、それ以外の方法はなさそうです。
それからもうひとつ気がついたこと。
それは、
対処療法的な対応の繰り返しで、実は問題の根本を先送りしているだけのこともある
ということです。
今のからまりは、今のうちに。
紐解くための紐の先に手が届くうちに、ほぐす習慣を身に付けたいと痛烈に感じています。
「人生のからまりをほぐしたい」と思っているかた、ぜひ一度読んで(聴いて)みてくださいね!

もりー
というわけで、最後までお読みくださりありがとうございました。