最近私は、ジェーン・スーさんの書籍を立て続けにオーディブルで聴いていました。
スーさんといえば、TBSラジオの人気番組『ジェーン・スー生活は踊る』のメインパーソナリティとしてもおなじみの存在です。
私自身もリスナーのひとりでしたが、書籍を手に取ったのは今回が初めて。

結論から言うと、とにかく面白い。
今回は、そんなスーさんの作品の中でも、特に印象に残った一冊について書いてみたいと思います。
四十代を前向きに生きられる|『ひとまず上出来』で出会った言葉たち
はじめて私が触れた書籍がこちらです。
『ひとまず上出来』 著:ジェーン・スー
この作品、のっけから心をつかまれます。
突然ですが、大事なことなのでよく聞いてください。
というセリフから始まり、
この後には、
40代になると、どんなにメイクをしても、化粧が写真に写らなくなる珍現象が起こります。
と続くのです。
私はというと、写真に写る機会が少なく、まだ実感は薄め。
それでも不思議と、

あ~っ、わかる気がする・・・!
と、するりと腑に落ちてしまう。
まだ未体験なのに、想像できてしまうこの感覚。
ちゃんと四十代を生きている証拠なのかもしれません。
そしてきっと、その“現象”を実際に体験した日には、「ああ、これか」と身体で理解するのだろうと思います。
少し先を行く人の言葉は、後に続く人の足元を照らしてくれる。
そんなありがたさを、しみじみ感じた一冊でした。
「執着にも若さが必要」だと気づかされた話
本書の中で特に印象に残ったのが、「執着」に関する一節です。
若い頃ほど物事に執着しなくなった理由について、スーさんはこう語ります。
年齢を重ねてものわかりが良くなったからではありません。
この言葉に、思わずハッとしました。
私はずっと、
と思い込んでいたのです。
スーさんは続けます。
執着を継続させる筋肉のようなものが、だるーんと弛緩してしまっただけの話。

なるほど。
“執着筋”という考え方。
これは新しい視点でした。
もちろん、執着の強さは人それぞれ。
対象によっても変わるでしょう。
それでも、「年齢のせい」とひとくくりにしないこの捉え方は、とても軽やかです。
「最近、あきらめが早くなったな」と感じたとき。
すると、少し笑えて、少し楽になるれる。
そんな気づきをもらいました。
朗読が素晴らしい|オーディブルでこそ味わいたい『ひとまず上出来』
今回私は、オーディブルで聴いたあとに、図書館で紙の本も読みました。
だからこそ、はっきり言えます。
朗読を担当されているのは、早水リサさん。
この朗読が、本当に素晴らしい。
感情の揺れや間の取り方が絶妙で、まるでスーさん本人が語りかけてくれているような感覚になります。
文字で読むときとはまた違った臨場感。
耳から入ることで、作品の魅力がぐっと深まる体験でした。

『ひとまず上出来』を読んで感じたこと
今回は、ジェーン・スーさんの『ひとまず上出来』について書きました。
四十代になり、「誰かに聞いてほしいわけでもない悩み」を抱えることが増えた私にとって、スーさんの言葉は、まるでサプリのような存在です。
気になる方はぜひ、オーディブルで触れてみてください。
というわけで、最後までお読みくださりありがとうございました。

もりー
というわけで、最後までお読みくださりありがとうございました。