今回の記事では、教育支援センターでの出来事のあと、間もなく次女に起きた変化について記録していきます。

突然始まった手洗いへの強い執着や拒否反応に戸惑いながらも、親子で少しずつその理由に向き合っていくまでの記録です。

なお、この記事では「強迫症(強迫性障害)」という言葉が出てきますが、これはあくまで私たち家族の体験をもとに書いているものです。

医療的な診断やアプローチについては、現在も主治医と相談しながら向き合っている途中であることをあらかじめご承知おきください。

次女に現れた大きな変化|手洗いへの強い執着

教育支援センターでの出来事を境に、次女の日常生活には明らかな変化が見られるようになりました。

特に目立っていたのは、手洗いへの強い執着と、極端なまでに敏感になった衛生観念です。

具体的には、以下のような様子が続くようになりました。

  • 手洗いを何度も執拗に繰り返す
  • 一度の手洗いに信じられないほどの時間をかける
  • 母親である私が、娘の持ち物や衣服に触れることを激しく嫌がる

最初、私は本当に戸惑いました。

このままでは、私は娘の持ち物に何一つ触れることができないじゃないか。

と、絶望的な気持ちになりました。

尽きない不安の理由|カメの飼育と「目に見えない菌」

娘が特に気にしているのは、私の手です。

我が家では室内でカメを飼っており、次女もとても可愛がっています。

私自身、カメを触ったあとは必ず手を洗っていますが、娘にとっては「その手洗いでは十分ではない」ようなのです。

サルモネラ菌が残っているかもしれない。

そんな不安が、どうしても次女の頭から離れない様子。

そのため、私が娘の持ち物や衣服に触れることを極端に嫌がるようになり、洗濯物をたたむことや日常の何気ない家事にも影響が出始めていました。

家の中と外でのギャップ、そしてパニック

一方で不思議なことに、学校や外では何とか折り合いをつけながら過ごせているようでした。

外で頑張っているからこそ、「家で本人も苦しんでいるのだ」ということを強く感じます。

もちろん、一番戸惑っていたのは本人です。

症状が出始めた当時は、「わからない!!!!」と叫びながら、パニックになることが何度もありました。

また、夜になると不安が増し、なかなか寝付けない日もありました。

理由もわからず拒否を示されていた頃の私は、どう接したら良いのかもわからず、だいぶ悩みました。

動画をきっかけに見えた、次女の「気持ち」と「反応」

私自身がいろいろと調べていく中で、

もしかしたら強迫症なのではないか。

と思うようになりました。(7年ほど前、長女も似たような症状を抱えていた時期がありました)

そこで、YouTubeで発信されているchokiさんの動画を、娘と一緒に見てみることにしました。

一緒に見ていた娘は、「わかる」と言いながら、どこか安心したような表情を浮かべていました。

その一言を聞いて、ようやく娘自身も自分の中で起きているモヤモヤを言葉にできたのだと思いました。

そして私たちは親子で、以下の二点を確認しました。

  • ママの手は汚くないと、頭ではわかっている。
  • でも、体が起こす拒否反応は止められない。

この思いを共有できたことで、「わがまま」や「気持ちの問題」ではなく、強い不安によって起きている“反応”なんだと理解できたことは、私たち親子にとって大きな転機となりました。

次回は、大学病院での相談や服薬のこと、そしてカウンセリングにつながろうとしている現在の状況について書きたいと思います。