前回の記事では、下着を身につけることができないASDの中1次女が、初潮を迎えたときのことについて書きました。
今回は、次女が思春期外来を初めて受診したときのことについて書いていきます。
生理がくるのに、
下着が履けない。
このどうにもならない状況を、少しでも生きやすいものにするために、私たちは現代医学の力を借りることを考えました。
絶望し続けるくらいなら、使えるものは何でも使ってみよう!
そんな感覚です。
実際に受診してみた感想は、
この一言に尽きます。
私たちが思春期外来を受診することになった経緯
私たちはまず、主治医に相談しました。
相談した内容は、これです。
ずいぶんぶっ飛んだ発想だと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
私自身、このあたりの感覚が少しバグっている自覚はあります。
どうやら私の思考の柱には、「命が大事」という言葉が刻み込まれているようです。
次女が絶望して、

死んだほうがマシだ
と言うのであれば、

母
じゃあ、死ぬ前にできることを何でもやってみよう
と提案するのが私。
そして、そんな私についてくる気力が、次女にはまだあるみたい。
そんなわけで、あっという間にこの発想に至り、主治医に相談することになったのでした。
主治医が紹介してくれた内分泌科を受診
なんとラッキーなことに、相談したその日に内分泌科に回していただくことができました。
結論から言うと、
今の条件で、今の時点で、
生理を止める方法はありません。
とのこと。
はい、また奈落の底ですが、仕方がありません。
生理が止められない現実を突きつけられ、思春期外来へ
生理を止められないのであれば、

じゃあ、せめて見通しが立つようにした方がいいのではないか。
そう考え、再び主治医に相談しました。
すると、主治医は快く思春期外来への紹介状を書いてくださいました。
ちなみに、思春期外来は小児科病棟にあるわけではなく、産婦人科に曜日限定で開設される形になっています。
そして、ついに予約日を迎え、受診することになりました。
平日午後の思春期外来の様子と、ホッとしたこと
思春期外来の待合スペースには、同世代と思われる患者さんと親御さんの姿がちらほら。
ホッとしたのは、とても空いていたことです。
同世代の患者さんの姿を目にする経験は、次女にとってプラスに働いたような気がします。
事情はそれぞれ違っていたとしても、同じように悩んでいる子がそこにいる。
そのことを実感することで、少し励まされたりするのは、大人も同じだと思います。
いつもの小児科病棟とは違う雰囲気に、私はすぐにこう感じました。

母
来てよかった!
思春期外来のドクターから得た答えと「痩せすぎ問題」
次女が生理のコントロールを希望する理由は、前述したとおりです。
ドクターは、現時点で医療としてできることを整理し、次女にもわかりやすいように説明してくださいました。
そしてここでもまた、痩せすぎ問題に直面するとに。
専門家でもない私がここで詳しく書くと、誤解を招いてしまう可能性もあるので、気になる方はぜひ調べてみてください。
結論としては、

先生
今、ピルを処方することはできませんが、体重が安全な範囲に達すれば処方することができます。
とのことでした。
ドクターの言葉に次女が見せた、意外で清々しい表情
意外にも、次女はとても清々しい表情をしていました。
おそらくですが、ドクターが次女の繊細な悩みを、とても丁寧に受け止めてくださったからだと思います。
次女はこれまで、何度となくこんなことを言われてきました。
おっしゃりたいことは、とてもよくわかりますが、そういう問題ではありません。
もう6年以上、靴にも靴下にもパンツにも足を通すことができていない。
そんな状況で、「これをきっかけに練習して乗り越えてみては?」と言われる、何とも言えない気持ち……。
それでも、ようやく自分の悩みを、もっとも親身になって受け止めてくれる人に出会えたのかもしれない。
そう感じる母です。
次回は、次女が久しぶりに風邪をひいたときのことについて書く予定です。

もりー
最後までお読みくださりありがとうございました★