前回の記事では、教育支援センターでの出来事を学校に報告した件と、それに伴い次女に訪れた小さな変化について書きました。

今回は、中学1年生のASD(自閉スペクトラム症)の次女と初めて大学病院のカウンセリングを受けた日の記録です。

心理士さんに相談したのは、強迫症とASDのこだわりの境目、そして見落とされがちな「やせすぎ」の問題となりました。

カウンセリングの形式と次女の様子

以前、こちらのブログでも書きましたが、かかりつけの大学病院でカウンセリングを受けるには、高い壁がありました。

そしてなんとかカウンセリングの受け入れが決定し、9月下旬に初めて受けることができました。

カウンセリングは60分。

カウンセリングは60分間。

子どもと親が別々に、それぞれ30分ずつ、個別に心理士さんと話す形式です。

今回は、主に私が相談した内容について書いていきます。

というのも、初対面の人と対峙するのは、次女にとっては高いハードルです。

初対面の人と話すことは、次女にとってハードルの高いこと。

心理士さんにも、あまり多くは語らなかったようです。(想定内)

心理士さんが次女に

なにか困っていることはありますか?

と尋ねると、返ってきたのは

特にありません。

という答え。

これについては心理士さんも想定内だったようで、

これから次女さんと少しずつ知り合っていければと思います。

と話してくださいました。

一度のカウンセリングですぐに何かが変わるわけではありません。

まずは、次女のことを少しずつ知ってもらうところからのスタートです。

ASDのこだわりと強迫症の境目は?

私がずっと気になっていたのは、ASDの特性によるこだわりと、強迫症の境目についてです。

次女には、もともとASDの特性によるこだわりがあります。

そのため、どこまでが特性によるもので、どこからが強迫症なのか、私には判断がつきませんでした。

この点について、心理士さんからは次のようなお話がありました。

  • ASDのある人は、強迫症を併発しやすい傾向がある。
  • こだわりと強迫症の境目は曖昧で、見分けるのが難しい。

このような話を聞いて、私が感じていた疑問にも納得がいきました。

また、本人には困っている自覚がないことも珍しくないそうです。

本人にとっては安心するための行為でもあるため、自分自身の問題として認識しにくいのかもしれません。

一方で、日常生活に支障が出るなど、周囲の家族が困っているケースは多々あるとのことでした。

中1の次女に浮上した「やせすぎ」の問題

今回のカウンセリングでは、もうひとつ気になる問題が浮上しました。

それは「やせすぎ」です。

身長155cm、体重35kgの中1次女。

成長曲線で見ると、標準からのずれを示す値がマイナス2.0SDに近い状態です。
※成長曲線のSD値とBMIは、異なる指標だそうです。

心理士さんによると、著しい低体重では脳への栄養供給が十分でなくなり、判断力や物事の捉え方に影響することがあるそうです。

視野が狭くなり、物事を柔軟に考えにくくなることもあるとのこと。

ASDの特性としてこだわりが強い場合、そうした傾向がさらに目立つ可能性もあるそうです。

実際に、著しい低体重の状態では認知行動療法の効果が出にくいこともあると聞き、驚きました。

次女のやせすぎについては、主治医も以前から心配してくださっています。

すでに血液検査も受けており、ホルモン値などに特に問題はないことは判っています。

心理士さんや主治医と相談しながら進めることに

今回のカウンセリングでは、次のようなお話になりました。

どこから手をつけたら良いのかという状態なので、ドクターともよく相談しながら進めましょう。

私自身も、何から始めればよいのかわからずにいました。

だからこそ、今後、次女に関わってくださる専門家が増えたことにホッとしています。

すぐに答えが見つかるわけではありません。

それでも、相談できる専門家が増えたことは、親として心強い一歩になりました。

次回は、感覚過敏が強く、下着を身につけることが難しい次女に、ついに生理がやってきたときのことを書きます。